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高岡醸造 ルリカケス ラム

rurikakesu.jpg
今回はラムの紹介になります。



こちらの「ルリカケス ラム」は、国産のラム酒です。



最近、ナイン・リーブスなどの国産ラムが注目されていますよね。



こちらのルリカケスは、国産ラムの草分け的存在なんです。



鹿児島県奄美群島に属する徳之島という島で、ルリカケスは作られています。



醸造元の高岡醸造さんは、黒糖焼酎の醸造元ですね。



独自のブランドは持っておらず、他の蔵と共同で黒糖焼酎「奄美」を作っていらっしゃいます。



その一方で1979年から、国産初のラム酒を作っており、それがこのルリカケスなんです。



さて、黒糖焼酎もラムもサトウキビを用いて作ることができますが、どう違うのか。



それは「酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律施行規則」における定義によります。



日本において「本格焼酎」を名乗るためには細かい基準を満たす必要があります。



黒糖焼酎というジャンルは存在していますが、それを名乗るためには、政令で定められた砂糖、米麹、水によって作らなければならないのです。



ラム酒は糖蜜を醗酵させて蒸留したもの。



原料は、その全量が糖蜜、すなわち砂糖なんですね。



つまり、米麹を使っていないために焼酎という分類には当てはまりません。



そのため、スピリッツとして販売されています。



さて、このルリカケス。



これまでロン・サカパ・センテナリオ23などを紹介しましたが、ロンサカパはダークラム。



ルリカケスはゴールドラムと言うべきだと思います。



大雑把に言うと、ダークラムは樽で長期間熟成されたもの。



ゴールドラムは短期間熟成されたもの。



そしてホワイトラムは熟成したものを活性炭濾過したものです。



ロン・サカパ・センテナリオ23の回でソレラシステムについて解説しましたが、



簡単に言えば熟成がながければ長いほど色が濃くなる傾向にあります。



さて、ルリカケスの液色は薄いゴールド。



透明感がある蜂蜜色です。



香りはやや荒削りでしょうか。



多少角のあるアルコールの香りを感じます。



その一方で心地よい木樽の香り。



強烈にラムを感じさせるような香りではないですね。



口当たりは若干アルコールの刺激があります。



これは40度をストレートでテイスティングしているので、幾分仕方ありませんが。



舌の上で転がすと、控えめな甘さがジワジワと膨らんできます。



ダークラムでよくあるような濃密で爆発的な甘さはありません。



謙虚で、控えめな甘さですね。



そして一番驚いたのは香り。



サトウキビの香りが、しっかりと感じられます。



ヘビーなラムになるとサトウキビというよりも、チョコレートやチェリーのような風味になりがちです。



しかし、これはサトウキビがハッキリ感じられます。



飲み下す際の抵抗はあまりなく、サトウキビの心地良い香りが余韻として残ります。



全体的にドライですが、控えめな甘さの中にサトウキビを感じさせる、そんな面白さがあります。



40度あるのですが、私としては、そこまで度数を感じさせなかったように思います。



ラム好きの方には、是非一度試していただきたいですね。



【お酒データ】
名称:ルリカケス ラム 40
種別:スピリッツ(ラム)
原産地:鹿児島県大島郡徳之島町亀津
生産者:高岡醸造株式会社
度数:40%
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山忠本家酒造 義侠 南砺五百万石 純米生原酒

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こんにちは。



今回は日本酒です。



先日の亀泉と一緒に買いました。



愛知県、山忠本家酒造さんの義侠になります。



しかも、富山県の南砺五百万石100%。



そして生原酒。



この響きだけで最高ですね。



富山県なんと農協の意欲的な姿勢に共感し、応援の意味もこめて造ったそうです。



それにしてもこのラベル。



本当にカッコイイですよね。



私の最も好きなラベルのひとつです。



実はこのお酒、買ってきた段階ではこんな感じ。



gikyo1.jpg
新聞紙に包まれています。



光を当てないためでしょうか。



こういう感じ、とても好きです。



義侠は以前にも山田錦の純米原酒を飲んだことがあります。



どこかパイナップルを感じさせるような、爽やかでフルーティな香りに圧倒されたものです。



さて、この南砺五百万石はどうでしょうか。



開栓しようとすると、なかなか開かない…。



思いっきり引っ張ると、「プシュウウウウ!」と音を立てて開きました。



まるで炭酸飲料のよう。



上立ち香は、やはり爽やかで繊細。



フルーティな吟醸香ですが、よく言われるメロンやリンゴ様の香りではないんです。



もっとトロピカルな感じ。



私が感じたのはバナナ。



バナナのような優しい甘い香りです。



他の日本酒でも同じではありますが、米と水だけでこんな香りが出せるのかと本当に感嘆してしまいます。



これが日本酒の面白いところなんですよね。



さて、口当たりは若干ピリッとした生酒特有のフレッシュ感。



その後に甘味がフワッと舌を包み込みます。



そして少し遅れてサッパリとしたフルーツ様の優しい酸味。



舌の上で転がすと、甘味が抑えられつつ、程よく酸味が広がります。



甘味と酸味が上手くバランスされていて、本当にフルーツジュースのよう。



飲み下すと、パイナップル、パッションフルーツ、マンゴスチン…。



爽やかでトロピカルな酸味の余韻。



全体を通してアルコールのクドさは皆無。



爽やかな飲み口です。



一般には淡麗で辛口な酒になるのでしょうか。



しかし、何と言っても酸味が良い。



決して酸っぱすぎず、甘味がしっかりと下支えをしている。



甘味をベースに置きつつ、酸味が伸びる感じでしょうか。



だから全体を通して鬱陶しく感じさせる部分がない。



飲んだ時の温度は7〜8℃くらいでしょうか。



まだ試してはいませんが、この爽やかさを考えると燗よりも、常温〜冷えでいただくのがよろしいかと。



義侠は日本酒初心者には難しいと言われることもありますが、



私は是非オススメしたいと思います。



初めて飲んだ時に一目惚れしたお酒、義侠。



今回もまた惚れ直してしまいました。



【お酒データ】
名称:義侠 南砺五百万石 純米生原酒
種別:日本酒
原産地:愛知県愛西市日置町
生産者:山忠本家酒造株式会社
原材料:米、米こうじ
精米歩合:60%
度数:16%以上17%未満
プロフィール

ミチェリアス

Author:ミチェリアス
お酒が好きです。
何でも飲みます。
サークル強い気持ち。

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